左官の魅力
- 仕事を納めたときに「さすがプロ!」と言ってもらえる喜び
- 多くの方の役に立てたときの達成感
- 後継者が少ないが故の仕事量の充実
左官の仕事には多くの魅力が詰まっています!
代表からのメッセージ
私たち左官業界では高齢化が進み、30代の職人が若手といわれる時代になりました。
弊社にはありがたいことに2名ほど30代の職人が在籍していますが、多くの現場からこの「若手30代」は引く手数多です。
今から5年後10年後、左官職人と呼べる若い人材がいるのか不安に思うことがあります。
一人前の職人になるまでに2~3年、その間しっかりと学び技術・知識を身に付けると、その後は「数少ない左官職人」として、どこへ行っても重宝されることは間違いありません。
20代半ばで見習いとして入っても、30歳になる前に一人前の職人として現場で活躍できるようになります。
若くても一流の職人と呼ばれ、最前線で活躍できる左官職人を目指していただきたいと思います。
若者にこそチャンスがある仕事
現在の左官業界には、20代から50代の職人が不足しており、見習いを含めてもほぼいません。
建物がある限り、必ず必要とされる職業にも関わらず、担い手が足りないのが現状です。
正直に言えば、入社後2~3年はあまり面白くない仕事が続きます。
それは左官職人となるために必要な基礎知識や、現場・会社のルールをしっかりと覚えていただきたいからです。
その時期を越えて、仕事の流れや段取りを理解できるようになると、この仕事の面白さがはっきりと見えてきます。
現在20代の方が30代後半になるころには、今よりももっと「引く手数多」となります。
左官職人としての「技術・知識・心構え」をそろえている事が大前提となりますが、年を経ても仕事が無く困るということはまず考えられません。
若い方が今から始めることに意味があり、大きなチャンスがある仕事と言えます。
指導は必要な時に適切な方法で行います
弊社では、優しいだけの指導はしていませんし、楽な仕事ばかりでもありません。
命に関わるような咄嗟の場合や、お客様に迷惑や不快な気分を与える言動などが見られた場合、厳しく指導することがあります。
それは、社会に出て働く「人間としてのマナー」だと考えています。
ですが、理不尽にどなることや、頭ごなしに押さえつけるようなことはありません。
これから育っていく若手にとって何がいいことなのかを真剣に考えた結果の一つが、「指導」は必要なときに適切な形で行うということではないかと、在籍している職人たちへも伝えています。
この仕事に魅力を感じてもらい、今の若い世代へ、そしてまたその下の世代へ途切れることなく繋げてもらえるよう、今私たちにできる「伝える」ということに真剣に取り組んでいます。